屋根リフォーム

ホーム工事内容屋根リフォーム

このページでわかること

屋根リフォームをお考えの方へ向けて、3つのトピックについて解説しています。

① 屋根材ごとのメリット・デメリット
② カバー工法と葺き替え工法の違い
③ 屋根リフォームの流れ

屋根材ごとのメリット・デメリット

代表的な屋根材は大まかに瓦屋根、スレート屋根、板金屋根の3つに分けられます。

瓦屋根 耐用年数50年以上で、特に遮音性に優れる。材料費・施工費とも他より高い。屋根全体が重くなり、耐震性では劣る。
スレート屋根 軽量で地震に強く、安価。防水性で劣り、7,8年おきでの塗装が必須。ひび割れや雨漏りが起こりやすく、定期メンテナンスが重要。
板金屋根(トタン・ガルバリウム・エスジーエル) 軽量で耐久性に優れて、安価。耐用年数20~30年程度と全体的にバランスの良い屋根材。遮音性能で劣り、雨音が気になる場合が多い。

屋根工事の際、まずこの3つを比較して屋根材を決めてください。
屋根やさんやリフォーム店など、工事を受けている業者さんはたくさんありますが、屋根材を決めてからその分野の専門業者へ依頼をするのがおすすめです。

雨漏り修理
お金のこと

エンドウルーフで取り扱っているのはもちろん板金屋根です。
中でも「ガルバリウム鋼板」という屋根材が、最近は全ての屋根材の中でもっとも主流なんです。
意匠もよく、耐久性が高い、加えて選びやすい価格で工事できるのが人気の理由ですね。

屋根リフォームの工法

新築の時にどんなに性能に気をつかって屋根材を選んでも、どうしても屋根や下地には寿命というものがあります。
十数年、何十年と住み続ける中で必ず屋根リフォームを行わなくてはいけないタイミングが訪れます。

「定期メンテナンスの時期をすっかり忘れていた」
「なるべく費用をかけたくなくて…。」
「絶対屋根を取り替えなきゃいけないの?」

そもそもどんなリフォームが必要なのかわからないという方に、まずは屋根リフォームの種類を紹介します。

カバー工法 既存屋根の上にもう一つ屋根を新設する工法です。既存屋根を取り払わないので、そのぶん工期を短縮し、撤去費用も抑えることができます。屋根が二重になることで防音性や断熱性も上がるというメリットがあります。※屋根の重量が重くなりすぎるため、瓦屋根の場合はカバー工法を選択できません。
葺き替え工法 既存屋根を撤去してから屋根を新設する工法です。カバー工法よりも工期が長く費用が高いのがデメリットですが、屋根一つぶんの重量しかかからないため、耐震性は格段にこちらが上です。昨今の災害不安の中ではデメリットよりもメリットが大きいと言えるリフォームではないでしょうか。

屋根リフォームの流れ

ここでは瓦屋根からガルバリウムへの葺き替え工事の施工例から、工事手順をご紹介します。
カバー工法の場合、既存屋根の撤去を除いて全体の流れは同じです。

01

足場を組む・養生する

工事内容に応じて足場を設置し、養生を行います。

ポイント
足場設置についても、工事前の説明をしっかり行います
02

古い屋根の解体と撤去

屋根材を解体して撤去します。この施工例では瓦屋根なので、瓦を固定する葺き土・桟木も処理しています。

ポイント
屋根材を撤去した際に、野地板の状態が悪い場合もあります。雨漏りの原因になる可能性があるため、屋根裏の換気・湿気などチェックしてご報告します。
03

下地を修繕

野地板(屋根の下地板)やタル木の状態に応じて一部修繕することがあります。特に瓦屋根では、瓦の重みを長年支えていたぶん傷んでいることが多いです。新しい木材を張り直したり、タル木に添え木をして補強します。

04

ルーフィングを張る

野地板の上にルーフィング(防水シート)を張っていきます。屋根材の撤去・下地補修・ルーフィングまでは、状況にもよりますが大体1日程度で行います。下地施工が翌日に持ち越す場合などもしっかりと防水カバーで屋根を守るのでご安心ください。

05

屋根材を葺く

屋根材を取りつけます。板金工事の豊富な施工経験・知識をいかし、長持ちする屋根に仕上げます。

ポイント
タテ葺き・ヨコ葺きからお選び頂けます。外観デザインについてのご要望も打ち合わせでお気軽にご相談ください。
種類豊富な金属屋根材の見本をもとに、和洋の外観のご相談にも応じることができます。
06

「棟」(むね)を作る

屋根のあわせめになる「棟」などを設置します。木の新しい下地を作り、その上に鋼板をかぶせて仕上げます。

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